みなさんこんにちは。フーと申します。
今回は10/7(土)に福岡県福岡市で行われた神速オフで使用した構築の紹介をさせていただきます。
戦績
・第20回神速オフ(シングルバトル Eレギュ) 予選ブロック1位抜け 決勝トーナメント3位
使用構築
カイリューの型が当日使用したものと異なっているので後ほど解説させていただきます。
構築経緯
神速オフの開催日がEレギュ開始後最初の週末だったので、新しいポケモンを軸に据えて構築を組むよりも既存の構築の技を変えて新ポケモンに対応させた方が強いと思い、使い慣れている毒菱+チオンジェンを軸に構築を組むことにしました。
毒菱枠はHBテツノドクガと迷っていましたが、対岩オーガポンや耐久力も考慮するとドヒドイデの方が安定しそうだと判断しこちらを採用しました。
チオンドヒドの裏選出や補完枠としてはテツノツツミやランドロスがメジャーですが、命中不安技を撃たざるを得ないテツノツツミや、チオンドヒドと合わせて選出すると相手フリドラの一貫ができてしまうランドロスは採用したくありませんでした。
そこで別のポケモンを探していたところ、ぼんこふさんが前期使用されていたゴリラ+サーフゴー+イーユイが別パターンの選出として非常に強力だと感じ、並びごとそのまま採用しました。残りの1枠はEレギュから解禁されるグライオンや暁ガチグマに抗える枠を考え、少し変わった型のカイリューを採用しました。
リンクの掲載許可を下さったぼんこふさん、ありがとうございます!
個体紹介
サーフゴー
持ち物:こだわりメガネ
テラスタイプ:フェアリー
性格:ずぶとい
特性:おうごんのからだ
技:ゴールドラッシュ/シャドーボール/トリック/じこさいせい
実数値(努力値):177(116)-×-161(252)-161(60)-112(4)-114(76)
特化パオの嚙み砕く確定耐え、テラス後特化パオの氷柱落としほぼ2耐え(グラスフィールド込みで確定2耐え)
S…−1(ドラムアタック被弾後)ガブリアス抜き
崩し枠兼火力枠。
ぼんこふさんの原案ではゴツメ+マジカルシャインで採用されていましたが、こだわりトリック+チオンジェンの相性が良いのは以前チオンジェンを使った際に実感していたので眼鏡での採用としました。眼鏡の火力アップで遂行速度があがることでサイクル回数が減り、結果的に運負けを減らすことにも貢献してくれたと思っています。
トリック持ちの相手vsチオンジェン対面で守る→サフゴ引き→眼鏡ゴルラorシャドボと動くことで相手のサイクルを一気に崩すこともありました。
ゴリランダー
持ち物:こだわりスカーフ
テラスタイプ:いわ
性格:いじっぱり
特性:グラスメイカー
技:ドラムアタック/とんぼがえり/テラバースト/はたきおとす
実数値(努力値):181(44)-177(252)-111(4)-×-91(4)-144(204)
HD…テツノツツミのフリドラを良い乱数で耐える
S…最速イダイトウ抜き
チオンドヒドを投げない陽キャ選出の際に初手投げをしていました。原案では10まんばりきが採用されていましたが、自分は拘りの地面技を扱うのが下手だったのである程度安定して撃てて一貫もあるはたきおとすを採用しました。グラスフィールドの有無で裏のサフゴイーユイの動きやすさが大きく変わるので、HPが少なくなっても安易に切らずに取っておくのが大切です。
チオンジェン
持ち物:たべのこし
テラスタイプ:フェアリー
性格:ずぶとい
特性:わざわいのおふだ
実数値(努力値):192(252)-×-167(252)-115(0)-156(4)-90(0)
今までやどみがまも1ウェポンのチオンジェンを使い続けてきましたが、炎オーガポンやガブリアスにイカサマ、ツツミや連撃ウーラオスにギガドレインを撃ちたかったので今回は2ウェポンで採用しました。チオンと対面した相手が炎オーガポンに引くことが多かったので、余裕があるなら安易に守るを押さずにイカサマで削りを入れるのが大切だと思います。
ドヒドイデ
持ち物:レッドカード
テラスタイプ:フェアリー
性格:ずぶとい
特性:さいせいりょく
実数値(努力値):157(252)-×-224(252)-×-163(4)-55(0)
ノーウェポンドヒドイデを今回初めて採用しましたが、毒びし毒々両方が欲しい場面はそこそこ多かったので技構成はこれが正解だと思いました。持ち物をレッドカードにしたことで、初手に偶発的に対面してしまった一撃ウーラオスやガブリアスなどに対して(あまりやりたくはありませんが)毒びし→テラス霧と動くことでいなすことができます。
ノーウェポンの弊害として叩き持ちのハッサムが重くなるので、そこは他のポケモンで上手くカバーする必要がありました。
イーユイ
持ち物:とつげきチョッキ
テラスタイプ:ゴースト
性格:ひかえめ
特性:わざわいのたま
技:オーバーヒート/あくのはどう/カタストロフィ/バークアウト
実数値(努力値):155(196)-×-101(4)-190(140)-144(28)-138(140)
C…カタストロフィ+あくのはどうでH振りカイリューが良い乱数で落ちる
S…準速サーフゴー+2
ゴリラサーフにもチオンドヒドにも絡めて出せる万能ポケモン。ゴリランダーと合わせることでHP回復ができるようになり、相対的に繰り出せる回数を増やすことができました。バークアウトは原案のまま採用しましたが、対特殊ポケモンとの殴り合いに有利になったので非常に強力な技でした。
カイリュー
・神速オフ使用時
持ち物:あつぞこブーツ
テラスタイプ:フェアリー
性格:わんぱく
特性:マルチスケイル
技:じしん/ほえる/はねやすめ/ほのおのうず
実数値(努力値):193(212)-154(0)-196(154)-108(0)-120(0)-113(100)
調整は以前使った構築の流用で技だけ変更
【ベスト8】第2回もみじオフ&シーズン9使用構築【シングル】 - きのここ通信
・ランクマ使用時
持ち物:おんみつマント
テラスタイプ:どく
性格:しんちょう
特性:マルチスケイル
技:ほのおのうず/じしん/アンコール/はねやすめ
実数値(努力値):197(244)-154(0)-115(0)-108(0)-152(148)-115(116)
H…総合耐久力重視でなるべく高く
S…最速アカツキ抜き
残りD
Eレギュから解禁されるグライオンやアカツキを意識して採用しました。神速オフ時点では毒びしとも相性が良く身代わりを貼ったグライオンを流すことができるほえるを採用していましたが、撃つ機会が無く、流用個体で努力値も合っていなかったので型を再検討しました。
その結果、ランクマ使用時は渦アンコ羽(+毒びし)を絡めてアカツキガチグマを疲弊させあわよくば1:1を狙えたり、おんみつマント&渦アンコでキョジオーンをより安定してみることができる後者の型となりました。一方でグライオンが変更前よりも重たくなってしまいました。個人的にアンコールではグライオン対策はできないと思っているので別途対策を考えるべきでした。
主な選出
・ゴリライーユイサフゴ
陽キャ選出。サーフゴーが眼鏡持ちになり、こだわり2体になっているので原案の構築より少し動きにくくなっています。が、眼鏡サーフゴーかスカーフゴリランダーが暴れられそうな際はこの選出をしていました。
・ゴリラサフゴドヒド
相手が物理に寄っている時やイーユイの通りが悪い時の選出。ドヒドが切り返しと毒撒きによる削りを行うことができ、フィールドの恩恵を受けることもできるのでチオンと組むときよりも安定して動かせることもありました。
・チオンドヒド@1
陰キャ選出。陽キャ選出だと炎オーガポンや毒びしキョジオーンが重いのでこちらを投げます。
@1枠はサフゴ入りにはイーユイ、塩オーガポンやアカツキ入りにはカイリュー、相手にサフゴが居なくて物理よりな時や受けミラーはサーフゴーを出していました。とにかくサーフゴーが重いので選出頻度はイーユイ>>>>>サフゴ>カイリュー のイメージです。
炎オーガポンや一撃ウーラオスを考えると基本的にチオンにテラスを切りたいですが、場面に応じてドヒドに切ることもありました。この選出をする際はとにかく早めに毒びしを撒きたいのでドヒド初手が多かったです。
選出パターンを見てお察しの方もおられると思いますが炎オーガポン+サーフゴー+アカツキのような並びが一番きついです。
最後に
今回初めて他県へオフの遠征をしましたが満足のいく結果を残せてよかったです。主催やスタッフの皆さん、対戦した下さった皆さんへこの場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました!
ランクマでも現在この構築を使っていますが思うように勝てていないので改善案や記事の誤字脱字等ありましたら下記までご連絡いただけると嬉しいです。フォローもお待ちしております!
ここまでご覧いただきありがとうございました。ランクマに取り組まれる方は残り約10日間無理せず頑張ってください!